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フリーランスエンジニア1年目を終えてリアルな感想をお伝えします

1年目フリーランス

こんにちは、ラーメン好きなフリーランスエンジニアの”ぽんねぐ”です。

今回の記事では、脱サラしてフリーランスエンジニアとなってから丸一年が経過したため、独立して感じていることを嘘偽り無くご紹介します。

本題に入る前に、この記事を書いている私について簡単に紹介させて下さい。

プロフィール

・システムエンジニア歴:6年(会社員:5年、フリーランス:1年)

・退職後すぐに案件獲得に成功し、1年間継続中

・独立後の年収は正社員時代の2倍を達成

それでは紹介していきます。

独立から案件獲得までの期間

会社員の退職月の1か月間は有給消化に充てていたため、その間にフリーランスエージェントへ案件探しをお願いしました。

私の場合は、案件探しの依頼から2週間以内には希望の単価で案件のオファーを頂けました。

高単価は希望しましたが、仕事の内容を特に制限しなかったことによって幅広い案件をご提案頂くこともできたので、初めての案件探しは条件を絞り過ぎない方が良いと思いました。

1年目に行った主な作業

案件参画から1年間で以下の作業を行いました。

主な作業

  • 新規システム開発のプロジェクト業務支援(PMO)× 3件
  • ローコードツールを用いた新規システム開発業務
  • ログ集計マクロの新規開発 × 4本(仕様調整+製造+テスト)
  • 新規システム開発の製造(Next.js、TypeScriptを利用)

個人的にはNext.js、Typescriptは初めての経験だったため、基礎から学ぶことが出来てとても勉強になりました。未経験からでも参画させてくれたお客様には本当に感謝でいっぱいです。

今後も伸びそうな言語・フレームワークのため、業務外でも引き続き勉強をしていこうと思います。

1年間で発生した失敗体験

以下2点が失敗体験です。

やりたいこととのギャップで苦悩

前述しましたが、案件探し時に仕事内容については条件を絞り込まずに探していたため、キャリアアップのためにやりたい仕事内容というわけではなく今までの経験・スキルから自分が活躍出来る仕事内容の案件に参画しました。

そのため、類似の経験から作業を行うことで新鮮さというものは無く、日々の業務で成長している実感がなかなか持てないことで悩みました。

単価は大事ですが、それだけでは満足感を継続することが難しいと感じた瞬間でした。

直前で焦った確定申告

フリーランスなら誰しもが通る道の「確定申告」です。

会社員時代は毎月交通費・経費の精算をしたり、売上は他部門が担当していたりと会計関連で自分が行うこと作業は少なく、限られておりました。

しかし、フリーランスになると会計を自分でやるということの面倒さから放置し、確定申告前に急いで準備しました。

私の場合、住宅ローンの初年度なども重なり、何を入力する必要があるか?どのような書類が必要か?など分からないことだらけでかなり焦りました。

たまたま会計に詳しい知人がいたため、確定申告書の書き方を教わったり、最終チェックしてもらったりと面倒を見てもらったことで何とかなりましたが、早めの準備が必要だと学びました

1年間で発生した成功体験

以下4点が成功体験です。

成功体験

  • 初めてのローコード開発で安定リリース完了
  • 顧客からの評価が鰻登り
  • 月単価UPの交渉に成功

それでは一つずつ見ていきましょう。

初めてのローコード開発で安定リリース完了

今まで要件定義・設計を行った経験やスクラッチ開発を行った経験からWebシステムの仕組みを知っていたため、ローコードツールに置き換えてスムーズに仕様調整・製造を行うことが出来ました。

納期遅延や大きな問題も無くリリース出来て顧客からも感謝のお言葉を貰えたのは嬉しかったです。

どんなツール・ソリューションを使うにしてもITの基礎知識というものは役に立つため、今後も基礎を忘れないようにしようと思いました。

顧客からの評価が鰻登り

同じ現場で様々なプロジェクトに携わりましたが、その度に主体的な発言や資料作成のスピードを意識して作業を行ったことによって「”ぽんねぐ”さんがいれば安心してプロジェクトが進められる。」「”ぽんねぐ”さんに相談したい」などと評価を頂くことが出来ました。

最初は、「周りのレベルが高すぎてすぐに切られたらどうしよう」「とにかくお金が途切れないようにしなきゃ」などの不安の気持ちを持って始めましたが、特にその心配は必要ありませんでした。

特別な技術力が無くても「このプロジェクトは自分が成功させる」という意識と行動が重要だと学びました。

月単価UPの交渉に成功

こちらが一番うれしかった経験です。

フリーランスエージェントの方にも1年経過後に1~2万円上がるのが一般的と言われてました。

しかし、私の場合は正社員時代に協力会社さんの単価管理やSESの見積経験などもあったため、交渉の余地があると思い動きました。

現場でも高評価を頂いていたこともあり、わずか4か月で2万円/月UPに成功。そして1年経過時には更に3万円/月UP成功し、1年間で月単価5万円UPに成功することが出来ました

フリーランスエージェントの方も驚いており、個人の力が認められたと感じた瞬間でした。

独立して良かった?悪かった?

会社員と比較して独立した方が私は良かったと感じております。

具体的にどのような点が良かったかと紹介します。

  • 収入が2倍となり、生活水準や幸福度が上がった
  • 月の稼働時間がかなり減ってプライベートの時間が増えた
  • はっきりと自分の意見を伝えることが出来るようになった
  • ITスキル獲得に対する向上心がより高まった

一つずつ中身を解説していきます。

収入が2倍となり、生活水準や幸福度が上がった

会社員時代は手取りが少なく、月々の生活費や貯金にお金が消えていき、娯楽や外食などで使えるお金は少なかったです。

また、毎月細かくお金の計算をして買い物をしてましたが、独立後は特に気にせずにカード払いをするようになりました。

もちろん凄く高いものを毎月購入するわけではありませんが、毎月ちょっとした贅沢(高級焼肉に行く・小旅行に行く)が出来るようになったことでプライベートの幸福度が増しました。

月の稼働時間がかなり減ってプライベートの時間が増えた

会社員時代は「残業代が欲しい」「案件以外の会社の雑務を行う」などで毎月残業をしておりました。

しかし、独立後の今ではタスクを計画通りに行えていれば残業をする必要がありません。

ほとんど毎日定時退社し、家についてもまだ18時台です。そこから家族で団欒したり、ゲームをしたり、自己研鑽したりとプライベートの時間を多く確保出来ております。

また、月の稼働時間を守っていれば休みを自由に調整も出来ます。私の場合は、毎月休暇を頂いて旅行してリフレッシュしてます。

はっきりと自分の意見を伝えることが出来るようになった

会社員時代は「この発言すると会社の評判に関わるかも」などの心配性な性格から思い切った発言が出来ませんでした。

思いついたことがあっても無難な言葉でごまかしたり、やりたくないこともYESといって要求を飲み込むこともありました。

しかし、今では自分の発言に対する評価は全て自分に返ってくるということを理解しているため、周りに迷惑が掛からないという理由からはっきりと自分の意見を伝えられるようになりました。

もし評価が下がっても「切り替えれば良い」と割り切れるようになったことがプラスに働いてます。

思っていることを伝えること、精神的にも楽になります。

ITスキル獲得に対する向上心がより高まった

会社員時代は直近の業務に関することや報奨金目当てに資格勉強するなどはありましたが、プライベートの時間を削ってキャリアアップに向けた勉強をすることはありませんでした。

しかし、フリーランスは常に技術力を磨いて仕事を獲得し続ける必要があるため、勉強が必要です。

自分のやりたいことに向けて勉強するため、マイナスな感情は無く、毎日勉強したい気持ちでいっぱいです。

IT業界は常に勉強し続ける業界であるため、勉強を定着出来たのはとても良かったです。

今後やりたいこと

次の1年間は過去の経験から稼ぐのではなく、新しい技術を身に着けることを重視したいと思います。

まだまだ製造の経験は浅いと感じているため、可能な限りプログラミングに触れること、モダンなフレームワークを学ぶことをしたいです。

まとめ

この記事では、フリーランスエンジニアとなって1年間が経過したため、感想を書いてみました。

正直な気持ちは大成功です。

しかし、この状況に甘えることなく向上心を持ち続けたいと思います。

以下の関連記事にてフリーランスエンジニアの実態について記載してます。

一緒に読んで頂けるともっとフリーランスのことが知れます。

本記事によって、フリーランスエンジニアを目指す方の参考になれたらうれしいです。

何か不明点などございましたらコメント欄に記載頂けたらと思います!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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