こんにちは、ラーメン好きなフリーランスエンジニアの”ぽんねぐ”です。
この記事をご覧になっている方はIT業界で働いて3年~5年が経過し、フリーランスエンジニアになってみようかなと考えている方ではないでしょうか?
この記事では以下のようなお悩みを短時間で解決できます。
本題に入る前に、この記事を書いている私について簡単に紹介させて下さい。
それではさくっと紹介していきます。
屋号について
屋号とは?
そもそも屋号ってどんなもの?
屋号とは、個人事業主やフリーランスが事業を行う際に使用する名称のことです。法人における「会社名」に相当するもので、事業主がビジネス上で使う名前です。
屋号は個人事業主が税務署や関係機関に届け出る際に使用することができ、名刺や請求書、ホームページなどでも表記されますが、必ずしも登記などの正式な手続きが必要なわけではありません。
また、屋号を使って銀行口座を開設することもできます。個人名と違い、事業を特定しやすくしたり、ブランドイメージを構築するために使われます。
「〇〇税理事務所」とか、「〇〇食堂」など名称から事業が連想できるような名前ね。
フリーランスエンジニアであればどのような屋号が良い?
システムエンジニアとして活動する際の屋号は、事業内容や提供するサービスに合わせてわかりやすく、かつ覚えやすい名称がおすすめです。
以下に屋号を付ける際のポイントを記載します。
上記を踏まえて、システムエンジニアの屋号例を作成すると、以下のようなものが一例です。
- ぽんねぐシステムソリューションズ - 自分の名前+システムに関する業務。
- Tech Innovators Lab - 技術革新を強調した英語の屋号。
- ぽんねぐITサービス - シンプルに名前+ITサービスでわかりやすい。
- ウェブコーディングオフィスぽんねぐ - ウェブに特化した事業をアピール。
- ソフトウェアデザインラボぽんねぐ - ソフトウェア開発の専門性を強調。
- システムエンジニアリングスタジオ - システムエンジニアリングのプロフェッショナルイメージ。
- PONNEGUソフトウェア開発 - 英語と日本語の組み合わせでスタイリッシュな印象を与える。
- ITコンサルタントぽんねぐ - ITコンサルティングにフォーカス。
- PONNEGUTech Solutions - テクノロジーを連想させる「Tech」を活用した名称。
- Future Systems Lab - 未来的なイメージを持つ、システム開発に強い印象の名前。
ぽんねぐは屋号を持っているか?
私は独立時に屋号を作りました!
なぜ屋号を作ったかというと理由は「カッコいいから」という単純なものです。(あと名刺にも書きたかった..)
せっかくフリーランスになるのだから気持ちを高めるためにまずは形から入ろう!そんなノリで作っちゃいました(笑)
いくつか候補を出し嫁に相談した結果、一番ゴロが良く且つシステムエンジニアを連想できるような屋号に決めました。
※身バレを防ぐために公開はしません。
開業届に考えた屋号を記載するだけで面倒な手続きは一切なし作れますので、興味があればこの記事を読んだ後に自己判断で作ってみてください。
フリーランスが屋号を持つメリットは?
以下4つが一般的に言われている屋号を持つメリットとなります。
屋号で銀行口座が作れる
屋号を持っていると、個人名ではなく屋号名義で銀行口座を開設できます。これは、ビジネスとプライベートの資金を明確に分けることができ、以下のような利点があります。
資金管理の明確化
ビジネスに関連する収入と支出を屋号名義の口座で管理することで、個人の生活費と混同することなく、資金管理が容易になります。
信頼性の向上
個人名で取引するよりも、屋号名義の銀行口座があると取引先に「正式な事業」として認識され、信頼感が向上します。特に法人取引や大口取引の場合、屋号口座を求められることもあります。
経理の効率化
確定申告や税務処理の際、ビジネス関連の経費や収入が一目で分かるため、経理作業がスムーズになります。
取引先・会社からの信用が上がる
屋号を持つことで、個人事業主でもビジネスがきちんと運営されていることを示し、取引先や会社からの信用が上がります。
ブランドとしての認知
屋号があると、ビジネスのブランドとして認識されやすくなります。名刺やウェブサイトに屋号を載せることで、対外的なプロフェッショナルな印象を与えやすくなり、リピーターや新規顧客の獲得にもつながります。
ビジネスとしての体裁を整える
単なる個人取引ではなく、きちんとした事業名で活動していることが伝わり、取引先に対して「この人はしっかりとしたビジネスを行っている」という印象を与えます。特に法人や大企業との取引では、屋号があることが信頼の証となります。
事業が伝わりやすい
屋号には業務内容やビジネスの特徴を反映させることができるため、事業内容が相手に伝わりやすくなります。
広告やPRでの活用
ウェブサイト、広告、名刺、SNSなどで屋号を使うと、事業のイメージが定着しやすく、ブランディングにもつながります。事業の存在や信頼を広めるために、屋号が重要な役割を果たします。
業種やサービスを明確に示せる
例えば、「ぽんねぐウェブデザイン」や「ぽんねぐシステム開発」など、屋号に自分のビジネス内容を含めることで、取引相手や顧客に一目で何を提供しているかが分かります。これにより、新規顧客の獲得やマーケティングにも役立ちます。
法人化する際に使える
屋号を使って個人事業を運営している場合、将来的に法人化を考えた際にも、その屋号を活用することができます。
法人登記時の名称確保
個人事業時代に使用していた屋号をそのまま法人登記で使用することができるため、事業の一貫性を保ちながら発展させられます。また、屋号が他の企業名として登録されていないか事前に確認しておけば、法人化の際に名称トラブルを防ぐことも可能です。
ブランド継続の利点
個人事業主としての屋号が広く認知されている場合、法人化した際にもその名称を会社名に引き継ぐことができます。これにより、ブランドイメージや認知度を維持でき、スムーズに法人化が進みます。
実際に屋号を持っていて役に立ったか?
1年間フリーランスエンジニアとして活動した結果、私は屋号を持っていて「役に立った経験は無い」です。
ここでは屋号のメリットに紐づけて感じたことをお伝えします。
「屋号で銀行口座が作れる」について
私の場合、既に個人名義の複数口座を持っており、新たに銀行口座を増やしたくなかったため屋号を用いて銀行口座を作りませんでした。
個人名義でも使っていない銀行口座であれば生活用と事業用で分けることが出来たため、特に困らずに使えております。
また、確定申告も行いましたが特に個人名義の口座でも問題なく出来ましたので特に大きなメリットには感じておりません。
「取引先・会社からの信用が上がる」について
私の場合、ITフリーランスエージェントを利用して仕事を獲得しております。
そのため、既に顧客は私がシステムエンジニアだということを知った上で面談を行っているため、信用が上がって仕事獲得に繋がったなどの経験はありません。
また、現場に参画してから屋号を用いて自己紹介することもほとんど無かったため、私の屋号を知らない人の方が多いです。(自分の営業力の問題かもですが...)
ただ屋号を知らないからと言って信用が下がったと思う経験は無く、現場で成果を上げることが一番の信用に繋がるとは感じております。
以下にておすすめITフリーランスエージェントも紹介しております。
「事業が伝わりやすい」について
こちらも一つ前の理由と似ておりますが、ITフリーランスエージェントを使って仕事を獲得したため、事業(保有スキル)については既に顧客は把握した状態で面談へ進みます。
そのため、事業を伝わりやすくするために屋号を用いることも必要なかったです。
個人で請負開発を行う人は事業をアピールするためにあった方が良いのかもしれないと感じました。
「法人化する際に使える」について
今のところ私は法人化する予定が無いため、メリットとしては感じられていないです。
今後もっと事業を広げたい、人を雇用したいなど気持ちの変化があれば屋号を持っていてよかったと感じる場面が訪れるかもしれませんね。
まとめ
この記事では、フリーランスエンジニアは屋号が必要か?について実体験から感じたことをお伝えしました。
1年間フリーランスエンジニアとして活動した私の場合、屋号を持っていてメリットを感じたことは、まだありませんでした。
フリーランスエンジニアとしてITフリーランスエージェントを活用する場合は、特に屋号を作らなくても困ることは無いでしょう。
とはいえ、逆に屋号を持っていて不都合に感じたこと・デメリットに感じたことも無かったのも事実です。
そのため、「屋号があるとカッコいいなぁ」だったり「名刺に屋号を書きたいなぁ」など迷っている方は、とりあえず作っても損はありませんのでご安心ください。
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本記事によって、フリーランスエンジニアを目指す方の参考になれたらうれしいです。
何か不明点などございましたらコメント欄に記載頂けたらと思います!
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。